情報工学領域実習 A

1. URL
2. 担当教員
3. 授業目的
4. 到達目標
5. 授業方法
6. 成績評価
7. スケジュール
8. Debian GNU/Linux のインストールとセットアップ
9. CLI 環境のセットアップ
10. ウィンドウマネージャ導入
11. エディタ (Emacs チュートリアル)
12. タッチタイピング
13. 簡単なツールの設計・開発 (1)
14. 簡単なツールの設計・開発 (2)
15. ペアプログラミング
16. キャリア設計
17. グラフ上のランダムウォーク (1)
18. Python 開発環境 (1)
19. 研究テーマの理解

Python 開発環境 (1)

実習の流れ

2024-04-10 と同じ。

https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/training/2024/#8-1

内容目標

- エディタ (Emacs) の構造の概要を理解し、他人に説明できるようになる。

- Emacs の Python モード (py-mode) のソースコードを読み、どのような機能があるかを理解する。

- Emacs の Python モード (py-mode) のソースコードを読み、それぞれの機能がどのように実装されているかを理解する。

- Emacs の py-mode に「欲しい機能」を考えられるようになる。

課題

課題 1

pyhelp コマンドを利用できるように設定し、 pyhelp コマンドを用いて組み込み関数 int のマニュアルを読んでみよ。

課題 2

(1) Python で書かれたプログラムを Emacs に読み込み、Py モード (py-mode) になっていることを確認せよ。

(2) M-x describe-bindings によって Py モードのキーバインドを調査せよ。

(3) (2) において、py- から始まるコマンドで何ができるかを調査せよ (実際に試してみる、ソースコードを見る、ドキュメントを読む等)。

課題 3

(1) M-x inf-py によって comint バッファ内で Python の REPL (Read, Eval, Print and Loop) を起動せよ。

(2) M-x describe-bindings によって Inferior Python モードのキーバインドを調査せよ。

(3) (2) において、comit- から始まるコマンドで何ができるかを調査せよ (実際に試してみる、ソースコードを見る、ドキュメントを読む等)。

課題 4

py-mode に「あると便利」と考えられる機能を 3 つ考案せよ。 考案したものをテキストファイルもしくはノートに書き出せ。

略解

課題 1

pyehlp が使用するコマンドやモジュールのインストール

> sudo apt install lv dict gawk m4
> sudo pip3 install rstparse

/src/python3.9-3.9.2 以下に Python のソースアーカイブを展開

※ Python のソースアーカイブはバージョン 3.9.2 ではなく、 最新のものでよい。 上記のディレクトリ名は ~/bin/pyhelp コマンドにハードコーディングされている。 以下の例では、python3.11-3.11.2 というディレクトリに展開されるので、 /src/python3.9-3.9.2 でアクセスできるようにシンボリックリンクを作成している。

> sudo mkdir /src
> sudo chmod 777 /src
> cd /src
> apt-get source python3.11
> ln -s python3.11-3.11.2 python3.9-3.9.2
> pyhelp int

課題 2

省略

課題 3

省略

課題 4

省略

レポート課題 2024/06/19

2024-04-10 のものと同じ。

https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/training/2024/#8-6

[<17. グラフ上のランダムウォーク (1)] [>19. 研究テーマの理解]