情報工学領域実習 A

1. URL
2. 担当教員
3. 授業目的
4. 到達目標
5. 授業方法
6. 成績評価
7. スケジュール
8. Debian GNU/Linux のインストールとセットアップ
9. CLI 環境のセットアップ
10. ウィンドウマネージャ導入
11. エディタ (Emacs チュートリアル)
12. タッチタイピング
13. 簡単なツールの設計・開発 (1)
14. 簡単なツールの設計・開発 (2)
15. ペアプログラミング
16. キャリア設計
17. グラフ上のランダムウォーク (1)
18. Python 開発環境 (1)
19. 研究テーマの理解

タッチタイピング

実習の流れ・チーム分けの方針・態度目標

2024-04-10 と同じ。

https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/training/2024/#8-1

内容目標

- タッチタイピングの利点を理解し、他人に説明できるようになる。

- タッチタイピングにおけるホーム行 (home row) を理解し、両手のそれぞれの指で担当すべきキーを押せるようになる。

- US 配列と JIS 配列の違いを理解し、適切なキーボードを選択できるようになる。

- タイピング練習ソフトウェア (pytyping) をインストールし、毎日コツコツとタッチタイピングの練習ができるようになる。

課題

資料

Touch typing
https://en.wikipedia.org/wiki/Touch_typing

How to learn Touch Typing
https://www.unipage.net/en/touch_typing_how_to_learn

Touch Typing Finger Placement
https://agilefingers.com/articles/touch-typing-finger-placement

Keyboard layout
https://en.wikipedia.org/wiki/Keyboard_layout#Japanese

課題 1

タッチタイピングの利点は何か。

課題 2

タッチタイピングにおけるホーム行 (home row) において、 (1) 右中指が担当するキー、 (2) 左人差し指が担当するキーをそれぞれ答えよ。

課題 3

US 配列と比較した時の JIS 配列の欠点は何か。

課題 4

pytyping をインストールし、 タッチタイピングを練習せよ。

まず、 これまでのタイピング方法で、 どの程度の WPM (Word Per Minute) が得られるかを試し、 その値 (WPM) を記録せよ。

その後、 タッチタイピングで、 遅くてもよいので何度も練習を繰り返せ。

略解

課題 1

- 入力速度が向上する。

- 視点の切り替えが不要になり、生産性が向上する。

- 頸部の疲労が軽減される。

課題 2

(1) 8, I, K, ,

(2) 4, R, F, V, 5, T, G, B

課題 3

コンピュータのキーボードはもともと US 配列で設計されているため、 JIS 配列にするためにさまざまな歪みが生じている。

- キーのレイアウトに無理がある。
- キーの配列が美しくない (ガタガタ・バラバラ)。
- 重要なキー (スペースバー、シフトキー、バックスペースキー) が小さい。
-  (かな入力しない人には)「かな」の刻印が邪魔。

課題 4

> wget --user=******** --password=******** https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/training/2024/priv/pytyping
> sudo install -m 755 pytyping /usr/local/bin/
> wget --user=******** --password=******** https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/training/2024/priv/rfc2914.txt
> sudo mkdir -p /usr/local/share/pytyping
> sudo intall -m 644 rfc2914.txt /usr/local/share/pytyping
> pytyping -n 1
※ それぞれのコマンドが何を実行しているのか、また、各コマンドがなぜ必要なのかもあわせて理解せよ。

レポート課題 2024-05-08

2024-04-10 のものと同じ。

https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/training/2024/#8-6

[<11. エディタ (Emacs チュートリアル)] [>13. 簡単なツールの設計・開発 (1)]