2024/09/25 のものと同じ。
https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/netcompx/2024/#10-1
- Emacs の基本的な操作方法を習得し、ファイルを作成・編集できるようになる
https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/netcompx/2024/priv/03.pdf
Emacs をインストールせよ。
Emacs のチュートリアルを起動し、 「もし Emacs が反応しなくなったら」までを実行せよ。
「Hello!」という文字列が書かれた ~/foo.txt というファイルを Emacs のみを用いて作成せよ。
Emacs のキーバインド一覧を表示し、 どのようなコマンドがあるかを眺めてみよ。 また、 (1) M-d、 (2) C-SPC、 (3) C-w、 (4) C-y というキー操作によってどのような処理が実行できるかを調べよ。
> sudo apt install emacs
> Alt + Ctrl + 2 (Alt と Ctrl を押しながら 2 を押す、「emacs &」で起動してもよい)
> C-x RET l Japanese RET (言語環境を日本語に変更、M-x set-language-environment RET でもよい)
> M-h t (M-x help-with-tutorial RET でもよい)
※ C-x は Ctrl キーを押しながら x キーを押す
※ M-x は Alt キーを押しながら x キーを押す
※ RET は Enter キー (もしくは C-m)
> C-x C-f foo.txt RET (M-x find-file foo.txt RET でもよい)
> Hello!
> C-x C-s (M-x save-buffer RET でもよい)
※ ~ はホームディレクトリを表す。
> M-h b (M-x describe-bindings RET でもよい)
> M-d: kill-word (単語単位の削除 (キル → キルリングに入るタイプの削除))
> C-SPC: set-mark-command (現在のポイント(カーソル位置)をマークする)
> C-w: kill-region (リージョン (マークとポイントの間) をキルする)
> C-y: yank (キルしたテキストをペーストする)
(Emacs に限りませんが) オンラインドキュメントではなく、 書籍で知識を吸収することをおすすめします。 Emacs に関する良書は多くありませんが、 読むなら以下の本をすすめます。 「GNU Emacs マニュアル」は原文が GPL で公開されているので、 翻訳版も GPL で公開されています。
Richard Stallman, ``GNU Emacs マニュアル,'' 共立出版, 1988.
https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/netcompx/2024/priv/GNU_Emacs_Manual.pdf
GNU Emacs マニュアル 28.1
https://ayatakesi.github.io/emacs/28.1/html/index.html
ただし、 翻訳の質は共立出版のもののほうがはるかに良いです。
Debra Cameron, James Elliott, Marc Loy, Eric Raymond, Bill
Rosenblatt, ``入門 GNU Emacs 第 3 版, '' オライリー・ジャパン, 2007.
GNUとは?
https://www.gnu.org/home.ja.html
自由ソフトウェアとは?
https://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html
- shell-command (M-!) を用いて Emacs 上からコマンド「ls -l」を実行せよ。
- shell-command (M-!) を用いて Emacs 上からコマンド「man ls」を実行せよ。
- C-u M-! を用いて Emacs 上からコマンド「man ls」を実行せよ。「man ls」の出力はカレントバッファに挿入される。
- query-replace (M-%) を用いて、カレントバッファ内の文字列 file を FILE に置換せよ。
- 適当な段落に対して fill-paragraph (M-q) を実行し、段落を整形せよ。
- shell によって Emacs のバッファ内で fish を起動せよ。
- shell によって起動した fish でコマンド「ls -l」を実行せよ。
- shell によって起動した fish でコマンド「man ls」を実行せよ。
- コマンド「man ls」の出力を ~/ls.txt というファイルに保存せよ。
- 現在起動している Emacs において C-t がどのコマンドに割り当てられているかを調べよ。
- 現在起動している Emacs において forward-word がどのキーに割り当てられているかを調べよ。
- ~/.emacs の 141〜154 行目を変更しフォント (Emacs における face) の色を好みのものに変更せよ。
- 簡単な C 言語のプログラムを作成せよ。Emacs における c-mode の便利な機能を調べて、それらを試してみよ。
- 簡単な Python 言語のプログラムを作成せよ。py-mode の便利な機能を調べて、それらを試してみよ。
- make-frame-command (C-x 5 2) を実行し、新規にフレームを作成せよ。
- delete-frame (C-x 5 0) を実行し、現在のフレームを削除せよ。
「レポート課題 2024/09/25」と同じ。
https://lsnl.jp/~ohsaki/lecture/netcompx/2024/#10-7
- 大崎先生の授業形式は、アクティブラーニング型学習を体現したものだと感じています。この授業形式の主目的は、生徒同士が相互に助け合い、主体性、協働性、Mastery for serviceの精神を育むことだと認識していますが、その際の大崎先生の役割としてはどんなものがありますか?授業の指針を示すことでしょうか?それとも、生徒が興味を伸ばす道の選択肢、可能性を示してあげることでしょうか?
アクティブラーニングが効果的に行われるように促進する (ファシリテートする) こ
とだと思います。
[<14. X ウィンドウシステム & ウィンドウマネージャ] [>16. シミュレータ導入 (インストール、実行、可視化)]